アレンジするウィッグを決めたら、
早速セットしてみましょう。
安定するハサミの持ち方
支えがついている方の穴に薬指、支えのない方の穴に親指を通します。
指を通したら、支えを小指で抑えればあとは普通の工作バサミと同じ持ち方で大丈夫です。
アレンジするウィッグを決めたら、
早速セットしてみましょう。
長さをカットするためのカットハサミ
毛量を減らすときに使用するスキバサミの2種類があります。
毛先を揃えたい場合はハサミを横に、
毛先に軽さを出したい場合は、縦にハサミを入れることがポイントです。
支えがついている方の穴に薬指、支えのない方の穴に親指を通します。
指を通したら、支えを小指で抑えればあとは普通の工作バサミと同じ持ち方で大丈夫です。
毛先を揃えたいとき
毛先に軽さを出したいとき
ウィッグの毛をとかしたり、セットする際に使用します。
また逆毛をたてる時に使用します。
逆毛をたてる:毛束を先から根もとに向かってとかし、逆立ててふくらませることを指します。
ツンハネスタイルのウィッグを作る際に良く使う技術です。
① 立たせたい毛束をつかむ
② コームを毛束の中心におき、根本に向けてとかします。
③ ②を数回繰り返します。
ブロッキングの際、毛束を固定するための道具。
ブロッキングとは毛束を分ける作業のことを指します。
ウィッグのセット時に塗布し、使用します。
ウェットタイプ・ハードタイプなど、使用するワックスによって
仕上がりの風合いを変えることができます。
ウィッグをセットした後に
スタイルを崩さないようにするために使用します。
ハードスプレーを使用すれば、
かっちり固めることができます。
ウィッグセット時に塗布し、使用します。
毛束感、立体感を出すことができ、乾燥後のキープ力が高いのが特徴です。
エアリーオリジナルのスーパーハードウィッグジェリーは、ウィッグ加工のために作られたジェルです。
水で簡単に洗い流すことができるので、ヘアセットをやり直すことができます。
水で溶いて毛束の表面に塗布し、毛束を固める際に使用します。塗布した箇所はセットが崩れづらくなります。
ワックスやスプレーより強力に固めたいときに。
ウィッグでは意外と再現が難しい!?
ロングウィッグを使用したアップスタイルのセットの仕方をご紹介します。
お団子の場合
ポニーテールの場合
共通
髪をブロッキングします。
前髪をダッカールで固定し耳上の髪を後ろで結います。
赤丸部分をまち針で固定するとずれにくくなり◎
ハーフアップ部分をダッカールで固定します。
残りの髪を赤線の位置で2つに分けます。斜めに分けるとベースが見えにくくなります!
左側の髪を襟足からぐっと持ち上げ、襟足の生え際をアイロンで押さえます。 アイロンは中温で!同じ個所に当て続けないよう注意!
アイロンで押さえると、このように生え際が綺麗にまとまります。
サイドの毛もコームでなでつけながらまとめていきます。
スプレーをかけて固めます。
このときウィッグクランプがあると、ウィッグを傾けながら作業が出来てとっても作業がしやすいです◎
まとめた毛を上に引っ張りながら内側に巻き込んでいきます。毛がたるまないようにきつめに巻き込むと、あとで崩れにくくなります!
写真のように最初に結ったハーフアップのゴムの右側にねじった先が来るようにします。
矢印の部分にピンを差し込み固定します。 3ヶ所~5か所ピンを留めてください。
残った右半分の髪も同様に、3~9の手順で巻き上げます。
今度は、ゴムの左側にねじった先が来るようにします。
左側と同様に3ヶ所~5か所ピンを留めてください。
これで後頭部が綺麗なアップスタイルができます!
トップのお団子部分を作ります。 ねじって巻き上げた毛の先をそれぞれ三つ編みにします。
ハーフアップのゴムの回りに巻き付けてピンで固定します。
これでゴムを綺麗に隠すことができました。
ここで秘密兵器のスポンジを使用します! 縦9㎝、横3㎝、厚さ1.5㎝にカットしたスポンジに5㎝の切れ込みを入れます。
残ったハーフアップの部分を前側に持ってきて、先端をスポンジの切れ込みに通します。
スポンジを軸にして矢印の方向に巻き込んでいきます。
スポンジが毛を挟んでくれるので、ばらけることなく巻き込めます。
お団子にした毛を扇状に広げてスポンジを隠します。横をピンで固定したら、ハードウイッグジェリーでおくれ毛を処理します。最後にヘアスプレーをかけて固定したらお団子の完成です。
ウィッグをマネキンにピンや画鋲で固定します。頭頂部、こめかみ、襟足、左右あわせて5か所を固定します。
結い上げない前髪、横髪をブロッキングします。
横髪は、根元を隠すときに必要ですので必ずよけておいてください
結上げの位置を決めたら、点線から上の毛を矢印の方向に集めます。
今回はクセっ毛風にしたいので、手櫛で集めましたが、きちっと仕上げたい場合は、コームやブラシを使ってくださいね!
集めた毛をゴムで結います。左手でテールとゴムの端を一緒に持ち、右手でグルンと巻き付けます。
結上げが落ちてこないように、5~6回巻き付けて固く結びます。このときゴムが緩まないようにすると、仕上がりが綺麗になります。
テール部分が出来たら、次は襟足を作ります。襟足がこのようにV字に残っていますが、今回は必要ないので切ってしまいます。
切りたい長さより10㎝程下を一気に切ります。
毛先はカットハサミを毛と平行に入れながらジグザグになるようにカットしていきます。
ジグザグに切ることが出来ました。
キャラの襟足の形によって、切る長さはお好みで変えてくださいね
襟足が出来たらテールの形を整えていきます。
テールを上下に分けたら、上半分はダッカールで留めておいてください。
分けたテールの下半分を、必要な長さにカットします。
今回は30cmほど残して切りました。
テールにボリュームをだします。
(そのままのテールで良い場合は、⑭番へ♪)
カットしたらコームで逆毛を立てます。
留めておいたテールの上半分を、逆毛の上におろします。
この部分は、逆毛を立てずにカットハサミとスキハサミで形を整えます。
点線の部分で、段がつくように長さを変えて切ると、丸みのあるテールができます。
さらにクセっ毛感を出したいときは、ヘアアイロン等を使って加工します。
跳ねさせたい毛を挟んで、くるっと外側に巻きます。
ハードウィッグジェリーをつけて毛に動きを出して完成です。 仕上げにヘアスプレーで全体を固定しましょう。
ツンハネ加工楽々♪
さらふわヘアならお任せ!