
布用染料を使った染色-基本編-
ウィッグ染色でもっともオーソドックスな『布用染料を使った染色』に挑戦してみましょう。
用意するもの
- ■染めたいウィッグ
- ■布用染料…容器の半分くらい
(ポリエステルを染めることができる染料なら同じように染めることができます。) - ■お湯
- ■塩またはお酢 ※必要な材料や分量は染料のメーカーによって異なります。
- ■鍋
- ■割りばし
- ■汚れてもいいタオル
- ■ストレートアイロン
- ■ゴム手袋
詳しくは各メーカーの説明書をよく読んで確認してください。
手順
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Step1
染料によって手順や使うものの分量が異なる場合があります。
必ず染料の説明書をよく読んで確認してから行ってください。 鍋にお湯を用意します。 お湯の量はウィッグが浸るくらいの量でOKです。
お湯に染料とお酢を入れてよく混ぜる。 今回は赤色の染料でチャレンジ。
もちろん複数の染料を混ぜてお好みの色を作ることもできますよ。
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Step2
混ぜるとこんな感じになりました。 お酢の場合はにおいがキツイので換気扇を回してくださいね。
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Step3
染料を混ぜた鍋を火にかけて染めたいウィッグを鍋に投入!!
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ちなみに今回使ったのはエアリー定番スタイルのウルフベース/ピュアホワイトです。 ウィッグを染める時は染料の色だけでなく元のウィッグの色も仕上がりの色に影響します。 ゼロからお好みの色を作りたい場合はなるべく白系のウィッグを使用するのがおススメです! >>白系のウィッグはこちらから
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Step4
火にかけたまま約20~30分ほどウィッグをよくかき混ぜながら煮込む。 煮込み時間はウィッグの染まり具合を見ながら調整してくださいね。長く煮ると濃い色に、短めにすると薄い色に染まります。 ちなみに染めムラを出さないコツは、 ◆お湯の温度を高温に保つ ◆こまめにウィッグをかき混ぜたりひっくり返したりする お湯の温度はだいたい70~90℃くらい! あまりに高温すぎると毛が痛んでしまうので様子を見ながら煮込んでくださいね。
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Step5
しばらく煮込むとだんだんウィッグが染まってきます。
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Step6
ウィッグが染まったのを確認したら、お湯を捨てて水でよくすすぐ。 すすいだ水が透明になるまでしっかり洗いましょう。
お湯を捨てるときは火傷に気を付けてくださいね。
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Step7
タオルで水気をふきとり、よく乾かす。
乾かす時は、自然乾燥かドライヤーを使います。
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Step8
ストレートアイロンで全体を整える。
染めてすぐのウィッグはカールやクセがついてしまっている状態です。
ストレートアイロンでしっかりと全体を整えましょう。
傷んでしまったウィッグをさらさらに。
>>ウィッグスプレー さらさらタイプ
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ちなみに、赤色以外にも、黄色や青色など好きな色に染色することができます。
以上、布用染料を使った基本的な染色方法でした。
